本に囲まれたカフェで夜明けを迎えるという体験
名古屋市中区栄で恋人の誕生日を祝っていたら、
終電を逃してしまった。
市内ならタクシーでという選択肢もあるが、県外なので却下。
名駅周辺のサウナで始発までくつろごうかと思い、
栄から名駅に向かって歩いている最中に思い出したのが、
「ランプライトブックスホテル名古屋」だった。
場所は伏見にあり、栄と名駅のちょうど中間で都合が良い。
ここは本屋が運営しているホテルで、
1階が24時間営業しているブックカフェになっている。
特に読みたい本があったわけではないし、
サウナの方が仮眠もとれて良いなとは思ったが、
なぜか足が向いてしまった。
栄から名駅までタクシーを使っていたら、
仮に思い出してもそのままサウナに向かっていただろう。
散歩と時間潰しで徒歩を選んだだけだったが、
結果的にはこれが良かった。
23時前就寝を習慣にしている自分にとって、
まずこの時間に起きていることが珍しい。
そんな状況で読書をしたり、
タブレットでblog記事を更新することはとても新鮮だ。
この新鮮さが睡魔を追いやり、
昼間とは違った意味で脳を活性化させてくれた。
医学的なことは分からないが、恐らく普段使っていない脳を、
いま使っているのだろう。
健康を優先させるならおすすめできることではないが、
時には普段の生活リズムをあえて外してみるのも良いと思った。
もちろん、外してばかりいるのはただ不規則なだけだが。
そういえば、20代の頃と比べて、翌日を気にせず
今日の遊びに全力を尽くすようなことを最近していないなぁ。