何も考えなくて良い!アプリ「ルーチンタイマー」を試して分かった長所と短所
「ルーチンタイマー」は、設定したルーチン(行動)と時間を読み上げてくれるアプリ。
「歯を磨く:3分」を設定するれば、アプリが音声で
「今から3分間、歯を磨くを始めてください」と音声で知らせてくれる。
時間が迫ってくると「残り何分です」「残り何秒です」と教えてくれる。
使い方はいたってシンプル!
ルーチンとそれを行うのに必要な時間を設定するだけ。
複雑な設定は何も必要ないので、とても使いやすい。
ルーチンはカテゴリー毎に分けることができる。
カテゴリー名も自由にできるので、「起床後のルーチン」
「寝る前のルーチン」など、必要なだけ作ることができる。
●このアプリを試そうと思った理由
そもそも、このアプリを試してみようと思ったのは、
起きた後や寝る前にしておきたいことをうっかり忘れてしまうことが多々あったから。
その漏れを無くして習慣化するには
このアプリが便利だと思ったので試してみることにした。
無料で使えることも導入理由の一つ。
●良かった点
・グループごとに設定ができる
・時系列でまとめられる
・操作や設定がシンプルで分かりやすい
先にも書いたが、「起床後のルーチン」とか「寝る前のルーチン」などのように
カテゴリーを自由に作れるのはありがたい。
朝起きたら「起床後のルーチン」のスタートボタンを押せば
自動的に1日がスタートできる。
ルーチンの内容は時系列でまとめられる。
「歯磨き→洗顔→着替え」と設定しておけば、歯磨きの時間が終了すれば
自動的に洗顔をアナウンスしてくれる。
スタートボタンさえ押せば、そのグループに設定されているルーチンが
順番通りに進んでいくのでとても手軽で良い。
スタートボタンを押す以外の操作は、中断と再開くらい。
それ以外の操作はないので、考えるのは最初のルーチンの設定だけ。
●今イチだった点
・端末同士で共有ができない
・音声以外の設定ができない
・アップルウォッチと連動できない
クラウド機能がないので、端末ごとにイチから設定する必要があるのは不便。
アカウント設定などの手間がかからないのは良いが、
iPhone、iPad、Macなど複数のデバイスを使い分けている人にとっては、
端末ごとに設定が必要で手間が増えてしまう。
シンプルが魅力なアプリなのに矛盾を感じる。
また、アナウンスも音声のみでバイブ設定がない。
自宅で使うには良いが職場やカフェなど、人がいる場では使いづらい。
●まとめ(使ってみての感想や変わったこと)
使ってみて一番良いと思ったことが、考えたり悩むことが減ったこと。
ルーチンのスタートボタンを押せば、何をどれくらいの時間で行うか
音声で教えてくれるので、「あれ、何をするんだっけ?」と思うことがなくなった。
しかも時間がくれば自動的に次に移っていくので、
気が付い時にはルーチンが全て完了している。
脳科学的には、人間が1日で決定できる回数には上限があるそう。
限られた選択・決定回数を有効に使うために、
マニュアルやルーチンが有効だということはビジネスでも実証されている。
特に、朝のルーチンに「軽いストレッチ」や「手帳でスケジュールを確認する」
などを入れておくと、頭や体のウォーミングアップにもなる。