漫画「宇宙兄弟」に学ぶ人生を充実させる方法 #3
宇宙飛行士候補生(アスキャン)の六太たちE班は、
ローバーのタイヤにスポンジを使うアイデアで勝負に出ようとした。
ところが前日の夜に雨が降り、スポンジタイヤが不利な状況になってしまう。
スタートまでに何とか打開策を見つけようとする中、
六太がシリコンボンドを見つけた。
これをタイヤにコーティングすることで、
スポンジの特性を活かしつつ、雨水をはじくことができる。
だがスタートまで時間が無いため試している余裕は無かった。
本当に上手くいくのか他のメンバーが不安になる中で六太が言った一言。
「俺の頭の中では成功している」
結果、六太の想像通りにシリコンボンドでコーティングされたタイヤは、
雨水の影響をさほど受けず、コンペティションも上々の結果だった。
イメージしたことがそのまま結果に繋がるとは限らないが、
成功するためには成功したときのイメージが
とても大切だと六太は言っているのだろう。
実際、失敗する姿が頭に浮かんだときはほぼ失敗するし、
成功するイメージが浮かばないときも成功した試しが無い。
元々モノづくりの職場にいた六太は、
特に成功するイメージの重要性を知っていたと思う。
そしてこれはモノづくり以外の職場でも言うことができるだろう。
半年後、1年後、5年後、10年後にはどうなっていたいか、
最初にプランを立てるのも「成功イメージ」の一つだろう。
「成功イメージ」というゴールがしっかり見えていれば、
それに向かって真っすぐ進むことができ、
理想の姿に近づくことができる。
何をするにしても、まずは「イメージする」ことから始めてみよう。