「GEO」の約2000円ワイヤレスイヤホンを使ってみた感想。
AppleのAirPodsProが発売され、高性能やiPhoneとの親和性が人気で、
一部では品切れになるほどだが、
その分価格もワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスに高い。
その中でGEOのワイヤレスイヤホン「GRFD-SWE04」は
税別1980円と逆の意味でトップクラスに安いのが特長です。
恐らくワイヤレスイヤホンでこれ以上安い製品は無いのでは、
と思えるような価格設定です。
でもこれだけ安いと性能や耐久性に不安もあります。
そこで実際に使ってみた感想をまとめておきます。
まず商品構成ですが、左右独立型のワイヤスレイヤホン、
充電用ケース、充電用USBケーブル、イヤーピース(S/M/L)、
取扱説明書です。
この価格で充電用のケースが付いているのは驚きです。
見た目は、ケースも含めてプラスチック感が強く、
ただこれは値段を考えれば仕方がないことかもしれませんが、
見た目を気にする人にはちょっと安っぽすぎるかも。
ただ、だからと言って壊れやすいとかはありませんでした。
ちなみにカラーは、ブラック、ブルー、レッドの3色から選べます。
※写真はブラック
性能面を見てみると、バッテリーの持続時間は、
公式ではイヤホンのみで4〜5時間とあります。
iPhoneで動画を連続視聴した際は4時間より15分ほど早く
充電を促すランプが点灯しました。
これは使用状況によって変動するところなので何とも言えませんが、
動画ではなく音楽のみならひょっとしたら4時間以上再生できたかもしれません。
少なくとも3時間以上は間違いなく持つと思われるので、
通勤や通学程度の仕様なら十分でしょう。
付属のケースに入れれば3〜4回は充電できるということなので、
職場や学校で使ったとしても、1日は余裕で持つと思います。
その付属ケースも1時間で満充電できるということなので、
USBで充電できる環境があればバッテリー切れで困ることはありません。
気になる使い勝手だが、値段の割に自動ペアリング機能を搭載しており
気軽に使うことができるのは良い。
最近流行りのノイズキャンセリング機能や、外の音を取り込む機能は
搭載されていませんが、値段を考えれば当然でしょう。
音もボリュームはしっかり出ていて聞きにくいといったことはありません。
ただ動画でも音楽でも、状況により低音が強すぎて他の音が聞きにくい
場面はいくつかありました。
全く聞こえないわけではないのでそのまま視聴できました。
音が立体的に聞こえるようなハイエンドの端末に比べると、
のっぺりとした印象はありますが、低価格イヤホンとしては
十分及第点の音質だと個人的には思っています。
ワイヤレスイヤホンってどんなものだろう?
というような初めて使う方や、使い捨てで職場に置いておきたいなど
もう一個持ちたい方には選択肢としてはありだと思います。
あと、お子さんのおもちゃ代わりにも使えるかもしれません。