iPhoneでカンタンにTV番組風の動画が撮れるアプリ!
テレビ番組でVTRを流すときに、それを見ている芸能人の顔が
画面の片隅に入っているのをよく見かけると思います。
バラエティ番組ではお馴染みのこの映像技術は「ワイプ」と呼ばれるもので、
本来は別々のカメラで撮った映像を編集で同じ画面に入れていますが、
iPhoneだけでこの映像が撮れるアプリが出ました。
そのアプリの名前は「doubletake(ダブルテイク)」。
<ダウンロードとインストール>
App Storeで「doubletake」と入力して検索すると、
恐らく一番最初に出てきます。
出てきたら入手ボタンをクリックしてダウンロード開始!
料金は無料なので、ダウンロード後は自動的にインストールされます。
<使い方>
アプリをダブルクリックすればすぐに撮影画面が始まります。
画面iPhoneに搭載されているカメラの数に合わせて分割されます。
XRなら2分割、XSや11なら3分割、11Proなら4分割になります。
同時に撮影できるカメラは2つまでなので、この中から使うカメラをタップします。
タップされたカメラは黄色い枠ができるので若りやすいです。
ちなみにXRだけはカメラが2つしかないので、アウトカメラとインカメラでの撮影しかできません。
カメラを選択したら、「確認する」をタップすると選んだカメラのみの画面になります。
撮影画面で右上の白い四角をクリックすると
・ピクチャインピクチャ
・画面を分割
・別れる
と言った3種類の撮影モードが選べます。
ピクチャインピクチャは冒頭で述べたワイプのように、
メインカメラの片隅にサブカメラの映像を映すモード。
ちなみにワイプの位置は、中央以外の四隅なら任意で選択できます。
画面を分割は中央で2分割した映像が撮影できます。
最後の別れるは、分かりにくいかもしれませんが、
メインとサブのカメラ、それぞれの映像を別々に保存するモードです。
それを選んだら右下の録画ボタンを押して撮影開始です。
<注意点>
2020年2月現在、AppleのiPhone販売ラインナップは8からですが、
このアプリはXR以上が対象になります。
※8でもダウンロードはできますが、アプリが起動しません。
TouchIDのiPhoneは対象外になるのでお気を付けください。
また、撮影できるのは動画のみです。
写真撮影には使えません。
マルチカメラの同時撮影なんて、できると魅力的なんですけれどね。
それでも編集作業が不要で、手軽にマルチカメラの撮影ができるこのアプリはとても画期的だと思います。
編集技術を持っていない方は今までできなかった撮影ができるようになりますし、
今まで編集で行っていた人はその手間を省くことができます。
個人的にはiPhoneをモニターの前に立たせて、
ゲームの実況動画なんかに使えれば便利かなと思います。
他にも色々な活用法があると思うので、可能性を感じるアプリですね。