伸びる新人に見られる3大要素
4月スタートの場合、この9月は期末になり、
新人さんも入社して半年が経とうとしています。
そろそろ、「この新人は伸びるだろう」とか、
それぞれの将来性もある程度見えてきていることでしょう。
また、仕事にも職場にも慣れてきて、入社当時から
キャラクターが変わっている人もいるのでは(笑)
そこで、あくまでも個人的な主観ですが、
伸びる新人、伸びない新人について考察してみます。
●伸びる要素1 「素直さ」
新人に対して先輩社員が丁寧に教えてくれるのはどこも同じだと思いますが、
先輩の指導やアドバイスを素直に受け入れる新人とそうではない新人に分かれます。
もちろん先輩が言っていることが100%正しいとは限りませんし、
正しくても自分には合わない場合もあると思います。
ですが、先輩のアドバイスというのは、失敗も成功も含めて
「今までの経験値によって導き出されたアドバイス」なんですね。
対して新人の反対意見は「経験値ゼロの反対意見」になります。
つまり、反対するだけの根拠もゼロということです。
まずは素直に先輩の意見やアドバイスに耳を傾け、実践する。
そして自分流にアレンジしたり、もっと良い方法を模索したりする。
遠回りなようですが、これが一番最短で成長できる道だと思います。
そのためには他者の意見を聞く素直さが必要です。
●伸びる要素2 「ひたむきさ」
例えば営業の場合、「あそこの会社は…」「この業界は詳しくないから…」など
先入観で行動を制限している人をよく見かけます。
ですが、苦手だからと、詳しくないから、と言って行動範囲を制限していては
いつまでも苦手なままですし、売上も当然伸びません。
まずは何にでもとにかくチャレンジしてみる。
そして経験値を増やすことが成長の唯一の手段だと思います。
そのために必要な要素が「ひたむきさ」です。
「がむしゃら」と言っても良いかもしれません。
●伸びる要素3 「まめさ」
先輩が教えている際に、メモを取りながら聞いている人と
何もしないでただ聞いているだけの人がいます。
聞いた後でひそかにメモしている場合もあります。
何もメモしない人のほとんどが、同じことを聞いてきます。
「それ昨日教えたよね」
「前も同じミスしたよね」
再現VTRのように同じことを繰り返しているので、
先のステージに進めないんですよね。
一方、こまめにメモを取っている人は、
知識でも技術でも着実に身に付いていきます。
●まとめ
新人さんをテーマに書きましたが、これって
中堅以上でも言えることだと思います。
伸び悩んでいる人は、上記3つの何かが
欠けているのではないでしょうか。