マンガを買うことを止めたら、精神的にも物理的にも金銭的にも余裕ができた
はじめに言っておくが、マンガが嫌いなわけではない。
むしろ大好きな方だ。
今でも週刊少年ジャンプ「ワンピース」、
喫茶店などで楽しみに読んでいるマンガは多数ある。
気に入ったマンガは、もちろん購入していたのだが、
保管できる寮には限りがあるので、新しいマンガを買う際は
優先順位が低いものから売ったり譲ったりして処分していた。
ただ、この売って買ったの繰り返しが
お金と労力の無駄遣いなのでは?と疑問を持つようになった。
その理由として…
①ほとんどのマンガが買った時にしか読んでいない
②半ばコレクション的な要素になっているものもある
③処分する際の労力が割に合わない
④自分で購入しなくてもマンガを読むことができる
①一度ストーリーが分かってしまうと、
2回目、3回目と読むことはほとんどない。
よほど時間が経って忘れかけていたりすると懐かしさのあまり読みたくなることもあるが、1年、2年程度ではそんなに懐かしさは出てこない。
②最初は面白かったが途中からマンネリ化してきて飽きてきたが、「ここまで買ったんだから」と最後まで集めてしまう人は少なくないと思う。
だがそれは読むだけではなく「集める」ために買っているのであって、「マンガを買う」という行為の本来の目的からは外れている。もちろんコレクションが目的ならそれそれで良いと思う。
③ネットオークションで処分際には、写真の撮影や出品登録、落札者とのやりとり、梱包・発送作業などの手順が必要になるし、お店で下取りに出す場合も運搬という労力が必要になる。
しかもお店で買い取ってもらう場合、よほどの希少価値がないと二束三文にしかならず、廃品回収に出した方が時間も労力も少なく済んだのでは?と思うことが多い。
④今は本以外でもマンガを読む方法はある。
例えばマンガ喫茶などに行くのもそうだし、
アプリには、特定のマンガだけ購入して読むものもあれば、
定額で色んなマンガが読み放題のものもある。
どちらの手段を選んでも、保管スペースは必要ないし、どの方法をとってもコミックスを1冊ずつ買うより低コスト。
これらの検証の結果、「仕事の資料で使う」ような場合を除いて、マンガを購入し、家で保管することは無駄が多いと分かった。
そこで、かなりお気に入りのマンガを除いてごっそり処分した結果…
①本棚をはじめ、部屋の中がかなりすっきりした
②それほど読みたいわけでもないのに、ついマンガを読んでしまう無駄な時間がなくなった
③マンガに使うお金を別のことに使えるようになった
④処分するための労力や費用、時間がゼロになった
処分した際に一瞬寂しさを感じたがほんとに一瞬だけだった。
その後にはすっきりとした爽快感が味わえたし、後から困ることも特になかった。
ふと読みたくなることはあっても、無いと分かれば諦めもつくし、どうしても読みたい時はマンガ喫茶に行けば良い。
この調子で家電あや衣類、雑貨など、随時断捨離を進めていこうと思う。
その時は、またブログにて感想などを記録したいと思う。