iPhone12の大きながっかりと、小さなワクワク。
例年より1ヶ月ほど遅く新型iPhoneが発表された。
深夜2時にスタンバってた人、起きてから知った人、
様々いる中、私は起きてから知った方。
最初に感想を言っておくと、「ワクワクはしなかった」
●ワクワクしなかった理由
事前にリークされていた情報通りだったこともあるが、
それよりも進化したポイントが
自分が求めていたものではなかったことが大きい。
5G対応は他のスマホの流れから見ても妥当な進化だが、
エリアが成熟していない現状では無駄な機能でしかない。
GoogleのPixelシリーズのように4G対応と分けて出して欲しかった。
また、強度や防水性能、ディスプレイの画素数などの
基本性能も向上しているが、これらはiPhoneの使い方
そのものを変えるような進化ではない。
平たく言えば、あれば便利だが無くても困らないということ。
特にCPUは元々が高速だったので、体感として伝わるかどうかは疑問。
スピードにおいてはっきりとした違いは分からないだろう。
●一番、というか唯一ワクワクした機種
色々と辛口で書いたが、一つ、というかこれだけは興味を持った機種がある。
iPhone12miniがそう。
理由は、iPhoneSE(初代)と似たようなサイズに最新機能を詰め込んだモデルだから。
今春、2代目のSEが登場したが、iPhone8の焼き増しでがっかりした人も多かったと思う。
このminiはそうした人にとっては待望のモデルになると思う。
何しろ、重さがたった133gしかないのに、ディスプレイは5.4インチ。
2代目のSEよりも軽くて大きいのだ。
しかも液晶ではなく有機ELディスプレイ。
CPUやメモリ、カメラ性能などもiPhone12と同じもの。
サイズ的にバッテリー性能だけは不安だが、
そこまでガンガン使う機種ではないので仕方ないだろう。
●購入予定は?
正直、今回はスルーしようと考えていたが、miniだけは検討しようと思っている。
サブ機として初代SEもまだ手元に残っているので、
これを下取りにしてminiを買うのも良いかもしれない。
購入後は楽天のsimを挿してサブ機にしたい。
現状のサブ機はOppoRenoAという機種で、特に不満はないのだが
唯一、カメラ性能だけは不満がある。
メインのiPhone11Proが使えない時の代用にはなり得ない。
これがminiになれば十分代用として使える。
ただ、懸念していることもある。
●懸念材料とは?
iPhoneを2台持ち歩く意味があまりない。
世代は違ってもiOSが同じであれば、できることはほとんど変わりがないから。
どうせならサブ機はAndroid端末にした方が、
それぞれの良さが活かせて良いような気がする。
実際、今はそれで両立ができている。
●サブ機の候補
一番の有力候補はGoogleのPixel5。
miniと似たようなサイズでありながら、Pixelシリーズは代々、
カメラ性能はiPhoneよりも高い評価を受けていることが多い。
同じ128GBなら、miniよりも5000円ほど安いことも好条件。
また、Pixelシリーズは常に最新のOSや機能がつ使えるという安心感がある。
以前使っていたGalaxy Note8は、
たった一回のバージョンアップでサポートが打ち切られてしまった。
※Android8から9には対応したが、10では対象外になった。
●まとめ
恐らくどちらも当面は様子見だと思う。
理由はどちらの端末もワクワクしないから。
いくら高性能だったり、便利であったりしても、
ワクワクしないものは使っていて楽しくない。
逆に低スペックでもワクワクするものは使っていて楽しいし、また使いたくなる。
12インチMacBookがその一つ。
高性能な15インチを購入したので手放しても良いのだが、
やはりこの軽さと薄さは他に代えがたいものがある。
実際、旅行などでは持ち運んで活躍してくれている。
iPhoneに限らず、Apple製品の最大の魅力はワクワクすることにあったと思う。
性能も大事だが、所有した時のワクワク感を感じさせてくれる製品を出して欲しい。