Self time Fun time ~40代からの人生充実プロジェクト~

朝習慣で人生を変えていくプロジェクト!チャレンジしたこと、その結果についてのレポートを中心に報告していきます。

学生は「知識」が評価されるが、社会人は「経験」が評価される。

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漢字検定2級に出てくる漢字は大体書ける。

・テストに出そうな歴史上の出来事はほとんど言える。

元素記号は全部分かる。

 

など、学生の勉強では知っていることが多ければ多いほど、

テストの点も評価も高くなります。

なぜ知っているのか、実際に体験したのか

本で読んだのかは関係ありません。

知っていればそれだけでOK!なのが学生の勉強です。

 

ホームステイを学ぼうが、日本で英単語帳で覚えようが、

英語ができればそれで充分なのです。

 

反対に社会人で問われるのは「経験」です。

 

さっきの英語を例にすると

 

・英語が使えるし、海外での留学経験もある人

・英語は使えるが、一度も国外には出たことがない人

 

2人の英語力がほぼ同じだった場合、あなたなら

どちらの人に海外出張をお願いしますか?

 

特別な理由がない限りは、言葉はもちろん

海外の文化や習慣にも触れている前者の人に頼むでしょう。

仮に後者の方が英語力が優れていたとしても、その差に

よほどの開きがない限り前者の方が安心して任せることができます。

 

社会人になってから伸びる人と伸びない人の差も、ここにあります。

 

伸びる人は「知っている」「知らない」に関係なく

とにかくチャレンジしようとします。

その分失敗も多くなりますが、そうした人は

それもしっかり次に活かすことができます。

 

そして伸びない人は「知っていること」には手を出そうとしません。

理由は「知っているから」です。

でも実際に体験してみると、知識と実態とは全く別のものだと分かるはずです。

そこで得る発見が応用力に繋がるのですが、経験しないので

予定外の出来事に遭遇した時に対応できません。

 

新卒の方には社会人経験はゼロですが、その代わりに

面接では部活など、学生時代に注力したことを聞かれたはずです。

 

目で見て、耳で聞いて、匂いを嗅いで、味を知って、肌で感じた経験は、

どんな分厚い参考書やマニュアルを読むよりも価値があります。

 

漫画「宇宙兄弟」の中で、主人公のムッタは訓練中に高熱を出し、

本人どころかチーム全体のリタイアを迫られる場面があります。

結果、体調不良にもめげず続行を選ぶのですが、その際

「1位と最下位との差なんて大したことねーんだよ」

と言っています。そしてその後のセリフは以下の通り。

「ゴールすることとしないことの差に比べりゃ」

 

ゴール、即ちやりきるということと、

リタイア、即ち途中で投げ出すことの差に比べれば

結果の順位にそれhど意味はないと言っているのです。

 

これは自身の中でも大きな言葉として残っています。

作中の言葉で言うなら、「心のノート」にしっかり書き込まれました。

 

今の自分に伸び悩んでいる人は、まずチャレンジしてみてください。

そこで新しい発見を見つけてください。それが次のステップに繋がっていくはずです。

 

「雑誌で美味しそうな店を見つけたから今度食べに行こう」

「この前行ったお店が美味しかったから今度食べに行こう」

あなたなら、どちらの誘いに応じますか?