「じっくり」から「スパッと」に変えたら成果が出てきた。
●まずは2つの朝活内容からご覧ください。
[パターンA]
6:00 起床
6:00〜7:00 ブログの更新
7:00〜8:00 資格勉強
8:00〜8:30 朝食
8:30〜9:00 出社支度
[パターンB]
6:00 起床
6:00〜6:30 ブログの更新
6:30〜6:45 動画の台本作成
6:45〜7:00 ホームページの更新
7:00〜7:15 筋トレ
7:15〜7:45 資格勉強
7:45〜8:00 スケジュール確認
8:00〜8:30 朝食
8:30〜9:00 出社支度
●2つの違い
内容は違うけれど、実はパターンAは自分が今までやってきた朝の過ごし方で、
パターンBは現在の朝の過ごし方。
どちらも起床時間から出社までの時間は同じ。
AよりもBの方が一つひとつの時間は短く、多くのことをこなしています。
一見するとAの方が一つのことにじっくり取り組んでいて、
Bより成果がありそうなイメージがあると思う。
●変えた理由
結論から言うとその方が成果が大きいことが分かったから。
どういうことかと言うと
・一つひとつじっくりやっていては時間が足りない
・短時間の方が集中できる
・リフレッシュできる
・身になる(特に勉強)
が大まかな理由。
下記で説明します。
●時間が足りないについて
勉強、ゲーム、ガンプラ作り等など、仕事でも趣味でも
誰でもやりたいことはたくさんあると思うが、それらをすべてこなすとなると
どうしても時間の壁にぶつかる。仕事をしている社会人なら尚更だと思う。
だが一つひとつの時間を細かくすれば、より多くのことに取りかかれる。
●短時間集中について
個人差はあれど人の集中力には限界がある。45分とか90分とか言われているが、
それはあくまも研究上での最大の話。大抵の人はもっと短いだろう。
集中力が切れるまで続けるよりも、集中力がある内に次の作業に移った方が
同じ作業時間でも成果に差が出てくることが分かった。
●リフレッシュできるについて
同じことを延々と続けていると、当然飽きるので、
作業や場所を変えることで頭も気持ちもリセットできる。
オフィスにこもりっきりのデスクワークをしていて、
お昼休憩時に外に出ると気持ちが良い経験はありませんか?
反対に営業で外回りをしている中、空き時間で
カフェでノートパソコンを開くと落ち着いた経験はありませんか?
理屈はそれと同じ。
朝のたかだか2時間でもどんどん次のことに取り掛かることで
気持ちがリフレッシュできます。
●身になるについて
映画を観た後、全部のセリフやストーリーを細かく覚えていなくても、
印象に残ったシーンのセリフや内容は記憶に残っているのと同じように、
時間をかけて勉強しても覚えているのはその一部分。
1時間100ページ勉強して10ページくらいしか覚えていないのなら、
10分で10ページしっかり覚えた方が効率が良い。
10分後に別のことをして、を繰り返せば多くのことが身につくことになる。
●ポモドーロ・テクニックが有効
短期集中におすすめのメソッドが「ポモドーロ・テクニック」。
25分間作業に集中し、5分間休憩。これを4回繰り返したら20分休憩という方法。
ポイントは仕事内容で区切るのではなく、時間で区切ること。
進捗状況がどうであれ、25分経ったら休む、と言うか一区切りつける。
これが意外と仕事でも勉強でも使えることが分かった。
今までは仕事内容で区切りをつけていたので、特に新鮮だった。
●BFT(Bear Focus Timer)のアプリがオススメ
有料だが、ポモドーロ・テクニックの運用に特化しており、
シンプルで使いやすいことが特長。
スマホを裏返しにして作動させるという、
他のタイマーアプリにはない機能が一番の購入理由。
●まとめ
最初はせわしない、大変、みたいなイメージを持っていたが、
実際にやってみるとテキパキ動いていて気持ちが良いと思った。
同時進行でいくつものプロジェクトが始められるので、
一つがつまづいても、他のことで成果が出せるのも強み。
一つのことにどっしり取り組んでいては、それが躓いた時、
他に切り替えるのに時間がかかったりする。
何よりビジネスで成功している人の多数は、
マルチタスクで多くの仕事を抱えている。
あの人たちは成功しているから多くの仕事をしているのではなく、
多くの仕事をしているから成功したのだと思った。
それに比べたらまだまだ微力だが、成功うんぬんよりも、
とりあえずは「やりたいことは全部試してみたい」の一心で動いている。
まずは楽しみたいから。