頭の良い慎重派より、がむしゃらなバカの方が成果を出している事実!
言い方は悪いですが、
どちらも入社時期や任されている仕事はほぼ同じ、
でも結果が違うということはどの職場でもよく見られる光景です。
その要因は様々ですが、タイトルの例でいうと、
両者の違いには「準備」と「行動」のどちらに重点を置いているか、があります。
頭の良い人ほど用意周到に準備をします。
その後でもちろん行動に移すのですが、そうした人の特徴として
その後の振り返りも綿密に行うことが多いです。
それはそれでいいことなのですが、準備や振り返りに多く時間を割いてしまうと
その分行動時間が必然と少なくなります。
一方、準備は最低限ですぐに行動に移す人は、
上記の人より行動時間を多くとることができます。
ここで念を押しておきたいことは、仕事で成果が出るのは「行動」だけです。
準備や振り返りはその前提であって、単体では成果は出ません。
「それでもより大きな成果を出すためには相応の準備が必要ではないか」
と言われるかもしれませんが、私は準備が無駄だとは思っていません。
必要以上の準備が無駄だと思っているだけです。
□企画書の作成を頼まれ、デザインにもこだわって予定の時間をオーバーした。
□多くの荷物を持って旅行に行ったが、ほとんど使わなかった。
□減るペースが遅い消耗品の予備まで買ってしまう。
などに心当たりはありませんか。
企画書の場合、大事なことは凝ったデザインではなく
要点が分かりやすく書かれているか、のはずです。
無くて困るより、身軽で快適に動ける方が旅行は楽しくないですか。
それにジャングルならいざ知らず、大抵のものは現地で用立てることができます。
日本国内ならなおさらです。
やる前から分かっていることより、やってみてから分かることの方が
仕事では、というより人生においては大きな価値があると思います。
実際、新しいことを始めようと周りの経験者に相談すると、
大抵は「まずやってみたら」と言われます。
手帳に「やりたいこと」「やること」はいっぱい書かれているのに、
実際にやったことは数えるほど、という人は
まず行動することから始めてみることをおすすめします。