出社から在宅になっても生活リズムを守る最適な方法2
前回は同じテーマで「普段と同じ行動をする」を書きました。
今回はもう一つ生活リズムを保つ方法を書きます。
結論から言うと、そbの方法は「手帳に行動したことを書く」です。
がっかりさせた方すみません。
ですがこれが事実ですし、その効果も大きいものでした。
その理由をまとめてみました。
●在宅勤務の不安
いくら自粛前と同じ行動を心がけると言っても、
出社できない以上、全く同じにすることはできません。
電車に乗ることも無ければ、会社の備品も使えません。
多少寝坊をしたところで始業時間には十分間に合いますし、
人に合わないので。いざとなれば身支度の時間を省略しても問題ありません。
●解決策として手帳が手軽で最適だった
それを防ぐために活用したものが「手帳」でした。
社会人の方なら当たり前のように使っていると思いますが、
いざ在宅勤務になると手帳を開くこと自体が疎かになってしまうこともあります。
これも「同じ行動をする」ように、在宅勤務時も手帳に行動記録を書きます。
●手帳に書くことのメリット
1.仕事の成果が分かる
これは在宅に限ったことではありませんが、1日の実績を明確にすることで
自分の生産性やキャパシティが分かります。
また、仕事に漏れやミスが無いかの確認もできます。
2.在宅前との比較ができる
歩数や体重を記録することで、在宅前と比べて運動量の増減や健康状態の比較ができます。
また、「インプットの時間が増えた」「アウトプットの時間が減った」なども分かります。
3.改善策が見つけられる
使った時間の内容を分析していけば、その原因が分かります。
テレビを見る時間が増えたとか、ゲームの時間が増えたなど、
原因が分かれば次へのステップとして解決策も立てられます。
4.モチベーションのアップに繋がる
仕事でも勉強でも趣味でも、「何かをした」という実感は
モチベーションのアップに繋がりますし、
その分量が多ければ多いほどよりやりがいが感じられます。
5.アウトプット力が鍛えられる
精神科医である樺沢紫苑氏の著書「アウトプット大全」では、
「書く」ことはアウトプットの基本であり、
アウトプット力を鍛える方法の一つとして日記を書くことを推奨しています。
これは自分も実感しており、ブログを書くことよりもハードルはかなり低いので
万人に勧められると思います。
6.仕事をしている実感がある
行動だけではなく、意識的にも仕事モードに持っていくために手帳は効果的です。
朝に開けばこれから何をするべきか明確ですし、夜にその日のことを書いておけば
翌日のスタートも切りやすくなります。
●まとめ
手帳はアナログ派、デジタル派に分かれますが、私はアナログ派です。
もちろんデジタルならではのメリットも理解しているので、
iPadの手帳アプリも活用しています。
なので正確にはアナログよりのハイブリッド派になります。
ただPDCAや1日の振り返り、フィードバックに利用するには
アナログ手帳を断然お勧めします。
これも機会があればまとめたいと思いますが、書くことは脳を使う上でかなり有効的で、
タイピングよりも記憶に定着しやすいという研究結果もあります。
自分でも書いてく内に頭の中で情報が整理されていくという実感があります。
ちょっと在宅勤務のこととは離れてしまいましたが、
普段と同じように手帳を使うことで、精神面でも普段と同じに近づけることができます。
会社員の方なら会社から手帳を支給されている場合もあるでしょう。
一番身近で手軽に使える手帳を、いつも以上に活かせる機会が在宅勤務です。
環境が変わって調子が出ないという方は、基本に立ち返って、
まずは朝と夜に手帳を開くことから始めてみませんか。