デュアルディスプレイ化で、集中力を妨げているものが何か分かった話。
昨年から職場のPCが、デスクトップからノートに変わりました。
ただデスクトップ時のディスプレイやマウス、キーボードは残してあるので、
それを接続してデスクトップと変わらない使い方をしています。
唯一変わった点は、ノートのディスプレイも使って、
マルチモニターで作業ができるようになったこと。
具体的には、外付けモニターでイラストレーターやフォトショップなど
メインの作業を行い、ノートのモニターにはメールを表示させています。
一つのPCで複数のアプリを起動させる点は同じですが、
今までよりも圧倒的に画面を切り替える回数が減りました。
これは予想通りの効果ですが、メールの着信が目に入る回数
が減ったことは、予想以上の効果がありました。
メールの着信が気にならなくなり、目の前の作業に集中できるようになりました。
同時にいかにメールに作業を中断させられていたかも実感しました。
以前はメールが届く度につい開いてしまい、すぐに対応できそうな内容であれば
取り掛かっている作業を中断して進めていました。
一つ二つなら問題はありませんが、これが重なると本来の作業が
全く進まないこともちょくちょくありました。
視界から着信通知が消えることで、思った以上に作業に集中できるようになりました。
今までよりかは若干メールの返信が遅くはなりましたが、
それでクレームになることは今のところゼロです。
「すぐに返信しないといけない」というのは受け手の勝手な思い込みで、
すぎに返信しても送信者がすぐに確認できるとは限りません。
もちろん確認漏れがあってはいけないので、視界から見えない分
定期的にメールをチェックするタイミングを設けました。
朝は内容を確認するだけに留め、お昼休憩前に返信を行い、
夕方に再度チェックします。その他は業務に余裕ができた時に行っています。
スマホでもそうですが、メールの対応にかかる時間はたかが2~3分。
されど、塵も積もれば…で総合すると1日だけでも30件のメールに対応すれば60~90分。
60~90分あればどれだけの業務ができるか想像してみるとばかにできない数字です。
なかなか集中できない時は、何が妨げになっているかを探してみれば、
必然的に怪傑策も見つかると思います。