新型iPhoneで一番の注目点は「価格」、そして公式HPから削除された製品
今年も例年と同じタイミングでAppleが新しいiPhoneを発表しました。
カメラが三眼になったことや、新しく追加されたカラーリング、
その他の様々な機能などが各種メディアで取り上げられています。
詳細はAppleのホームページやそれらのメディアにお任せして、
ここでは個人的に一番注目した点と感想をまとめたいと思います。
●価格について
まず今回発表されたiPhoneの価格(全て税抜)は
・iPhone11
64G…¥74,800、128G…¥79,800、256G…¥90,800
・iPhone11 pro
64G…¥106,800、256G…¥122,800、512G…¥144,800
・iPhone11 pro Max
64G…¥119,800、256G…¥135,800、512G…¥157,800
一番安いモデルのiPhone11で¥74,800。
これは前回と比べるとかなり安いです。
昨年発表されたiPhoneXRの価格は64G…¥91,584。
差額にして¥16,784も価格が下がっています。
その他のモデルでもほぼ同等の値下げがされています。
そして同時に発表された新型iPadも、ディスプレイのサイズが
10.2インチにアップしたにも関わらず、価格は据え置きでした。
もっと言えば夏にはMacBookシリーズも価格が見直されています。
ここから見える背景は、Appleもやはり
前回の価格設定は失敗だったと認めたということではないでしょうか。
Appleとしては「高くて手が出せない」
というイメージを早く払拭したいのでしょう。
その証拠に、新型iPhone11はまだ発売されていないにも関わらず、
公式ホームページからXS、XS Maxが削除されており、
購入どころか価格を見ることもできなくなっています。
昨年のiPhoneXでも同様のことが起こっていましたね。
ちなみにXRは残されています。
いろいろ噂されていたように、iPhoneの販売台数が
落ち込んだという事実もこのことから推測できます。
●公式ホームページから削除されたiPhone
XS、XS Max以外に、iPhone7も削除されていました。
これでホームボタンを残したiPhoneは8だけになりました。
これはiPhone7ユーザーにとっては残念でしょうか。
そのiPhone8は64G…¥52,800から購入できます。
これはAndroid端末のミドルレンジより少し値が張る程度。
それでも現役として十分活躍できるほどの性能を持っています。
二眼カメラを持つ8Plusも選べます。
5万円代から15万円代まで、幅広い価格帯が設定されたことで、
ユーザーにとって選択肢が広がったことは朗報ではないでしょうか。
特に来月から増税される日本では値下げは大歓迎です。
あとはiPad proの価格の見直しやMacBook Airより安い
MacBook12インチの復活を願っています。