ロンドンハーツから学ぶ信頼される先輩・されない先輩
9月24日にロンドンハーツで
「後輩に慕われないフジモン 緊急検証SP」が放送されました。
前回、本人は好かれていると思っていたが後輩はどう思っているのかを
ドッキリ形式で確認するという企画を行い、
みんな後輩の誰かに1位にしてもらっていたが、
フジモンは誰からも1位に上げてもらえませんでした。
今回はその内容を振り返り、検証するというもの。
それを見ていると後輩から慕われる先輩との違いが
見えてきたのでまとめてみました。
後輩や部下から信頼されたい方の参考になれば幸いです。
- お世話をすることは大前提!
フジモンも他の芸人さんと同じように、
後輩と一緒に遊びに行ったり、飲みに行ったりしているようです。
お笑いの話の他に、プライベートの話などもして盛り上がっているのも同じ。
後輩の芸人さんからも「楽しい」というコメントが出ていました。
自分のことを気にかけてくれたり世話をしてくれる方には
誰でも恩義を感じると思うので、これは当然と言えます。
ではなぜ、フジモンと他の芸人さんで後輩の尊敬度に差が出たのでしょう。
- 「食事に行っている」と「食事に連れて行っている」
一番気になったのはこの点です。
有吉や他の芸人は後輩との関係性について
「一緒に食事に行ったりしている」と言っています。
ここから読み取れるのは、純粋に後輩と楽しみたいという気持ちが読み取れます。
特に見返りを求めるわけでもなく、損得勘定抜きで接している様子が思い描けます。
これは後輩にとっては、何もプレッシャーを感じることがないので
とても居心地が良いことでしょう。
対してフジモンは「よく食事に連れて行ったりしている」
というような言い方をしていました。
本人にはその意識が無いかもしれませんが、この表現からは
「自分は恩を売っている」というイメージが強く感じられます。
これは後輩からすればかなりのプレッシャーでしょう。
将来、何か求められるのではないか、と疑念に思えば
せっかくの食事も美味しくないでしょうし、楽しくもないでしょう。
- 「1位になりたい」は見返りを求めている証拠
番組の後半ではフジモン自ら「1位に選ばれたい」と言っています。
気持ちは分かりますが、「1位になりたい」は、言い換えれば
「1位に選んでくれ」と言っているようなもの。
これは十分見返りを求めていることになります。
有吉たち、他の芸人さんにそういう気持ちが微塵もなかったかどうかは
分かりませんが、コメントからはフジモンより少ないことは分かります。
- まとめ
有吉や他の芸人さんの1位は結果的な1位と言えます。
自分たちが求めているわけではないけれど、後輩は1位に選んでくれた。
フジモンは尊敬もしくは見返りを求めていたため、
逆に後輩から尊敬の度合いが低くなってしまった。
こうしたフジモンタイプの人は、そうした事実を突きつけても
素直に受け入れることができません。
「恩を売っているわけではない」「そんなことない」など、反論するでしょう。
ですがそれが尊敬されない人の一番の特徴です。
人の意見が受け入れらないということは、
自分の考えや意見が絶対だと思い込んでいる証拠。
後輩や部下から尊敬されたいと思っている方は、
自分がしていることが後輩にとって本当に嬉しいことかどうか、
第三者的な目線で振り返ってみてください。
そして見返りを求めず、奉仕に近いような態度で接してあげれば
後輩や部下たちに恩義に感じてもらえるのではないでしょうか。