「空いた時間」は結局、来ない。仕事が遅れる人の習慣。
急ぎではないメールの返信や出金伝票の作成など、
ちょっとした仕事は後回しにしていることありませんか?
そうした人の思考の共通点が、ちょっとした雑用は
「空いた時間でやろう」という思考です。
そんなに時間がかからないから「いつでもできる」と思いがちですが
結果、予定が立て込んで手付かずになっていることが多々あります。
そして他の仕事も芋づる式に遅れていき、時間が足りなくなるという
悪循環に陥っています。
その原因はたった一つ。
雑用をする時間を予め予定に組み込んでいなかったからです。
当初は予定がそれほど入っていなくても、すでに入っている予定をこなす内に
新たにやらなければいけない仕事が出てきたり、全く予想外のところから
仕事が増えてくることもよくあります。
つまり空いた時間は時間が経てば経つほどなくなってしまいます。
では、どうすれば良いのか。
最良の方法はその場で済ませてしまうということ。
具体的には、5分以内で完了する作業はその場で済ませておくと良いでしょう。
その場で済ませてしまえば後の仕事に影響も出ませんし、
うっかり忘れてしまう心配もありません。
もしその場で行うことができなければ、
予定に雑用時間も組み込んでおけば大丈夫。
「空いた時間」ではなく、特定の時間を決めておくことで
時間が確保でき、「気が付いたら1日が終わっていた」なんてことはなくなります。
仕事がどうしても後手後手になってしまうという人は、
一度スケジュールを見直してみてください。
会議や商談ばかり手帳に記載して、
その他の作業は何も書かれていないのではありませんか。
手帳には、細かい作業も含めて、やることをすべて書いておくことをお勧めします。