具体性が無い予定は実行されない!
手帳の予定欄には、誰かとの約束やお店の予約などの他に、
やりたいことを書くことも多いと思います。
「部屋を片付けたい」「運動がしたい」
「本を読みたい」などを書き込みますが、
実行されずにその日が終わってしまうことはありませんか。
私はよくあります。
部屋をもっとスッキリさせたい!
運動していないので体を動かしたい!
読んでいない本が増えてきたので読みたい!
などの願望はあるのですが、それが実行に繋がりません。
その原因は何か?
考えられる理由は、願望の中に具体性が無いからです。
部屋を片付けたいなら、何をどうすればスッキリするのか?
運動と一言で言っても、どこで何をするのか?
どの本から読み始め、読んだ本をどうするのか?
何一つ具体性がありません。
具体性が無いから、当日になっても何から手をつけて良いか分かりません。
分からないから何も取りかかることができずに終わってしまいます。
ではどうすれば具体的になるのでしょうか。
それは「行動内容」を予定にすること。
例えば部屋の片付けの場合、
「要らない、または1年以上着ていない衣服を5着選んで捨てる」
などはどうでしょう。
ここで重要なことは「5着」と数を設定していることです。
これが無いと、あれも良いしこれも良いで
結局何も選ばずに終わる可能性があります。
それでは何も変わりません。部屋もスッキリしません。
やりたいこととは即ち目標でもあります。
目標を設定する際に、一番明確で分かりやすいものは「数」です。
営業の売上目標や、ダイエットの目標などが良い例だと思います。
個数でも重さでも距離でも構いません。
数を設定することでゴールが明確になりますし、
行動内容を予定にすることで、何も考えずに始めることができます。
計画倒れになることが多い人は手帳を見返してみてください。
その予定に「行動内容」や「数」は入っていますか?