成長する人かどうか、アドバイスを受けた時の返答で分かる
先月末、会社の忘年会で今春入社する内定者に会いました。
今年は10名以上の内定者がおり、
その全てとコンタクトをとったわけではありませんが、
接していて「あぁ、この子は成長するな」と思う人材もおり、
頼もしくも感じました。
ではそう思った理由はどこだったのでしょうか。
身だしなみや言葉遣いなどもありますが、
一番重要に思ったことは「素直さ」です。
これは新人、ベテランに限らず、成長するにはとても重要な要素だと思っています。
素直な人は、砂が水を吸収するようにどんどん先輩から教えられたことや
アドバイスを取り入れて自分のものにしていきます。
要領がいい人はそれをさらにアレンジしてよりよいスキルに昇華させていきます。
一方、素直に受け入れられない人は、自分の考えややり方に固執し、
新しいやり方を取り入れることが無いため、それ以上の発展がありません。
ではどこで素直と感じるかどうか、それは先輩や目上の人の言葉に対し、
最初の一言が肯定か否定かで私は判断しています。
「なるほど」「そうですね」「分かりました」などの言葉が出てくれば、
一定の関心を示しているということです。
一方、「でも」「しかし」「う~ん」などの言葉が出てくる人は逆です。
もちろん、最初の言葉の内容にもよりますが、新しいことに対して
関心を示すかどうかは好奇心の大きさにも関係してきます。
好奇心が大きければそれだけ早く成長することができます。
そして肯定か否定か、それはプライドの高さに起因することが多いです。
プライドの高い人ほど、自分のやり方・考え方にこだわり、他者の意見や
新しいやり方を受け入れようとはしません。
新しいことへのチャレンジもプライドが高い故になかなかできません。
努力をしているのに成果がでない、成長している実感がない人は、
一度、自分以外のやり方・考え方に目を向けてみてください。
・職場の人にアドバイスを請う
・本を読む
・インターネットで調べる
・セミナーに参加する
・YouTubeで学ぶ
・手本になる人を紹介してもらう
など、情報に触れる機会は多数あります。
知らないことを知ることで新しいアイデアが閃くこともあります。
自分の殻に閉じこもっている人ほどもったいないことはありません。
私自身、今年もトライ&ゴーを繰り返していこうといこうと思います。