「8時だョ!全員集合」で見た、プロの姿!
今週も変わらずコロナの話題が多い中、
それ以上に注目されたのが志村けんさんの訃報のニュース。
芸能関連は当然として、賛否ありますが都知事も
この件に関してコメントしていました。
平成以降に生まれた方はピン芸人としてのイメージが強いですが、
昭和生まれの私としてはドリフターズの一員という印象の方が強いです。
「8時だョ!全員集合」も当然見ていました。
「全員集合」は、毎週生放送でコントを行うという
コント番組自体が少なくなった今では珍しい番組でした。
ある時、スタジオが停電し、照明がまったく点かないハプニングがありました。
カメラは回っていましたが画面は真っ暗!音声だけが聞こえており、
チャップリンの映画とは真逆のまま放送が始まりました。
最初は慌てていたような声が聞こえましたが、しばらくして懐中電灯を手に取り
怪談話をする稲川淳二さんのように顔に光を当てて、
演者さんが順番に自己紹介をしていました。
その最中に照明が点くようになり、復旧後は何事もなかったかのように番組が進行しました。
今思えば、ハプニングにめげずに最後まで番組を進行する(やり遂げる)姿勢は
正しくプロフェッショナルだなぁと思います。
中途半端にやりたくないとぃう完璧主義の方もいらっしゃいますが、
ともすればそれは逃げているようにも感じられます。
例え中途半端であってもその時できる
最高のパフォーマンスを発揮するのもプロの姿勢だと感じます。
それも含めて、最後まであり続けた志村けんさんは正にプロの芸人さんだと思います。
ご冥福をお祈りいたします。