Self time Fun time ~40代からの人生充実プロジェクト~

朝習慣で人生を変えていくプロジェクト!チャレンジしたこと、その結果についてのレポートを中心に報告していきます。

年賀状を止めて10年以上経つが、困ったことは何もない。

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お歳暮やおせちなど年末年始の恒例行事はたくさんあります。

そんな中で、今年はよく「忘年会スルー」

「年賀状スルー」というワードをよく耳にします。

どちらも昔からある、お馴染みのものですが、

最近ではそれも古き常識として捉えられています。

 

幸い、弊社では忘年会の費用は会社負担なので

参加することに特に抵抗はありませんが、

自己負担でとなると躊躇します。

というより、かなりの確率で欠席するでしょう。

 

理由は、自分で支払うなら飲みたい人とだけ集まって行けばいいから。

 

多くの人がそうだと思いますが、職場には気の合う仲間もいれば

苦手な人、もっと言えばできるだけ関わりたくない人もいるでしょう。

そうした人とわざわざ自分のお金を使って行っても、メリットはほとんどありません。

 

ただ、最近の「忘年会スルー」は、会社が費用負担しても行かない人も多いらしいです。

メディアやネットでは、これを「人間関係が希薄になった」

「コミュニケーション力が低下している」などとコメントされていますが、

私は「慣例に捉われず、自分にとって必要な選択ができる人が増えた」と思っています。

 

年賀状でも同じことです。

 

12月に入ると「そろそろ年賀状の準備をしないと…」

という声があちらこちらから聞こえますが、

なぜ年賀状を出すのかと聞くと「お正月だから」という答えしか返ってきません。

みんなが出すから自分も出すという人が多く、

年賀状を出すほとんどの人が年賀状の必要性や重要性を認識していません。

 

必要性が感じられないならしなければいいというのが私の結論で、

10年以上前から年賀状を出していません。

 

親戚などにはお歳暮を贈る際に「来年もよろしくお願いします」と伝え、

知人・友人にはLINEやメール、電話などで「来年、または今年もよろしく」と伝えています。

このスタイルに変えてから、最初はなんで出さないのか方々から聞かれましたが、

最近では「あいつは出さない」ということが定着したため、何も言われません。

 

付け加えるなら、年賀状を止めても人間関係には一切影響がありませんでした。

仲がいい人は相変わらず仲よくさせてもらっていますし、

仲がよくない人は変わらずの距離感です。

 

むしろ年賀状に費やす時間・費用・労力が

一切なくなったことのメリットの方が大きいです。

 

「あの人にも送った方がいいのかな」「どうしようか」などの声が今年も聞かれましたが、

その程度の関係性なら、年賀状を出しても出さなくても大差はありません。

年賀状に特別なコメントでも書かれていれば、それをきっかけに関係性が変わることもあり得ますが、

出すかどうか迷うような人にそんな赤裸々なことを書くことはないでしょう。

 

もちろん年賀状を出すこと自体を否定しているわけではありません。

年賀状のデザインをどうするか毎年楽しみにしている人など、

やりがいを感じている人もたくさんたくさんいるでしょうし、

自己PRに利用している人も多いでしょう。

他にも年賀状を出すことでなにかしらのメリットが得られるのであれば、

積極的に出した方がいいと思います。

 

ただ、慣例的に流れ作業で出すだけなら失うものの方が大きいと思います。

大切なことは前例や慣例に捉われず、自分に必要かどうかを見極めることだと思います。

 

今年も年賀状は1枚も送っていませんが、来年も

人間関係を大切にしていく姿勢をかえるつもりはありません。